よくあるニッポンの風景

 

朝、スタバでチョコレートチャンクスコーンをもしゃもしゃ食べていたら外人さんに話しかけられて、

「すみません、無理です。」って思いっきり日本語で答えたら、

『オハヨウゴザイマス』って思いっきり日本語で返されて、

 

なるほどねー。『グッドモーニング』つってたのねー。

 

帰り際もアゲイン的な何かを言われたけど、聞き取れるわけがないので、

笑顔で乗り切りました。もう、最上級の笑顔。朝から無駄に満面の笑み。

 

そういえば、この前の面接の時も『ベターな業界は?』って聞かれて

ベターが分からないから「あ、でも業界はベターです!」とか明るく答えて、

時空の歪みを見た、気がする。

 

イチゴを指さして「イチゴ!」つっても、

アメリカ人にとっては「ストロベリー」なわけで、どちらも正しいのに、

「これはイチゴだ!お前は間違っている!」とかやっちゃうと、ザ★悲劇。

 

んでもって、英語と日本語で明らかに違えば「言葉が違うもんね~」で済むけど、

同じ日本語同士だと、始末に負えない。

イチゴくらい、誰にとってもイチゴなら、まぁいいけど、

これが微妙な、例えば「優しさ」とか「痛み」とか「愛(笑)」とかになってくると、

ザ★悲劇。

 

「同じ日本語だから理解できるに決まってるだろ!」と、

理解を放棄しちゃうわけですねー。

おまえの優しさは優しさじゃなくて迷惑なんだよ的なアレですねー。

よくあるニッポンの風景。

 

日本語うんぬんを超えて「なんで俺を理解できないんだ!」とか~に

なっちゃうと、もう!イヤ!イヤ!

 

このあたりを突き詰めるのは哲学になると思うのですが、

言葉にこだわり過ぎると、日常生活に支障をきたすので踏み込めません。

日常、超、大事。

 

もちろん、この話でポイントなのは”言葉”や”理解”ではなくて「笑顔」です。

笑顔でだいたい乗り切れる!イエス!

 

添ゆたか(そえゆたか)1989年生まれ。好きな洗剤はアリエール

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