[収録詩篇] あどけない話ーー父・娘ーー 花 火加減 夏の日のこども おんぼろ月夜 おたんこなす 八月 ともしび 球児 初秋の一日ーー男と女の会話ーー メロディ あとがき
[紹介] 過ぎ去った夏休みの日々を、永遠の夏休みにすることだってできるのです。いつまでもかわらないもの、いつまでもおわらないものはあるのだから・・・。夏の記憶が鮮やかに蘇る著者の第一詩集。
夕暮れの街に ぽつり ぽつりと 家々のあかりが灯るように やさしさのあかりも こころの中に ぽつり ぽつりと 灯していけばいいのよ 焦ることなく 急ぐことなく ぽつり ぽつりと 丁寧に 突然の大風に あかりを吹き消されてしまっても また最初から ぽつり ぽつりと 何度でも