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著者 |
中村剛彦(なかむら たけひこ) |
装丁 |
古屋友章
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発行 |
2003年6月24日 |
定価
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本体2000円+税 |
ISBN |
4-434-03308-5 C0092 \2000E |
判型 |
A5判 /144頁 上製糸かがり |
[収録詩篇]
・壜の中の炎 覚醒 生とは 愛 視線 言葉 ・刻印 遠のく空 鎖 失っても 抱擁 足跡 声 影 ・ 近くにある 二度とおとずれぬもの(ジェームズ・テイト) 夢を追って(ジェームズ・テイト)霧の中の羊 (シルヴィア・プラス)チューリップ(シルヴィア・プラス)月夜 聖夢 朝 ・ 眠る石 十二歳 悪戯書き ソース中毒 子守歌 本性 妬み 水面鏡 秘密 座る おじいちゃんの夢 あとがき |
【栞文章】より
この詩集は丁寧に読まれるだけの価値をもっていると思う。言葉が刺激としてのみとおりすぎてゆく、そんな時代にあって、中村の言葉は聞く耳をもった人に静かにしみこんでゆく。これはまれなことであって、読者は一人の詩人の誕生に立ち会うことになるだろう。
(井上輝夫
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